今月2回目の堂満楠です。。
立春をとうにすぎ春の兆しが本当に舞い込んできたのか?と疑問に思うほどの今日この頃・・・皆様いかがお過ごしでしょうか?

わたしは、最近[KAGEROU]を読んで感動してしまった人の一人でありますが、皆様はお読みになられたでしょうか?
読んでない方!!是非とも読んでください!すごいんです!水嶋ヒロさんサイコーです!
えーっと、話はだいぶそれてしまいました・・・

今回ご紹介するのは、堂満の掛け軸「壺中の天(こちゅうのてん)」です。
やはり、お客様は「なんという意味ですか?」と聞かれることが多く、今回はその壺中の天にまつわるお話と意味をご紹介したいと思います。

中国の故事に「壺 中 天」とういお話がございます。今は昔、市場に「壺公(ココウ)」という薬売りの老人がいました。 でも不思議なことに、日が暮れると店先に置いてある壺の中へと入っていくのです。それをたまたま費長房(ひちょうぼう)という青年がみてしまったのです。彼はその壺の中がどうなっているのか知りたくてなりませんでした。そしてある日のこと、とうとう老人に取り入って壺の中へ入れてもらえるように頼み込んだのです。すると、なんとそこは竜宮城のような絢爛豪華な別世界がひろがっており、その老人に贅を極めた酒宴をもたらされたというものです。実は、その「壺公(ココウ)」という老人は仙人だったとういお話。
意味は、人はどんな境地にあっても自分だけの内面にある別世界を持つことができるという意味・・・だそうです。
この中で、やはりタイトルから興味をそそられました。「壺 中 天」→内容が創造しやすいといえばそうかもしれませんが、老人が壺の中へと入っていく姿を見たら誰だって気になって眠れないと思います。つい好奇心で覗きたくなるのは、いつの時代も変わらないものでしょう。やはり皆様にもこんな「別世界」を持っていらっしゃるのでしょうか?

お次は、シャンゼリゼの神谷くんです。よろしくお願い致します!


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