《蓴菜》じゅんさいと読みます
日本料理の食材には個性的なものが多いですよね。
特に、珍味と呼ばれているものには不思議なものもあります。
この季節、会席のお料理の吸い物や酢の物などに登場する《蓴菜》もそのひとつでしょう。
《蓴菜》はスイレンなどと同じように葉を水面に浮かべる水草の一種だそうで、澄んだ淡水の池沼に自生しているのだそうです。若芽の部分を食べるのですが・・・・最初に食べた方はずいぶん勇気のある人でしたよね。
蓴菜は味がどうのというより、あの寒天質で覆われた若芽の「ぽよ~ン」とした食感がたまらないのですよね。
当ホテル日本料理【堂満】でも、ディナータイムの会席は、先付が〔油目と雲丹葛打ち 新薄菜の緑酢かけ〕でございます!
とても皐月のお料理らしい一品から始まりまり、椀、造り、八寸盛り、揚げ物、煮物、食事は煮穴子のお茶漬け、そして水菓子と自慢の会席です。
今月の13日は「母の日」です。
お母様にありがとうの気持ちを込めて皐月の会席をお楽しみいただく・・なんて・・・プレゼントはいかがですか?
オススメです。
ちなみに「蓴菜」の字は難しいので、「純菜」や「順才」の字があてられることもあるそうです。
1階レストラン 「ぽよ~ン」が大好きな
村でした